
板橋十景の一つ「高島平団地とけやき並木」の高島平のけやき並木
板橋十景の一つ「高島平団地とけやき並木」の高島平のけやき並木です。
とはいえ、当たり前の景色すぎて地元の人や高島平駅を利用される方は逆に十景の一つと言ってもピンとこないのではないでしょうか?
昭和40年代に相次いでマンモス団地が建設され、この付近は急速に発展してきました。
現在、街も30年の歳月を経て、周囲の樹々と融合した落ち着いた独自の顔を持つようになってきました。
特に団地内を通るけやき並木は、都立赤塚公園前から高島平駅前まで南北に600m程続き、新緑や紅葉の時期には、道行く人もその光景を見上げるほど見事な眺めです。
板橋区HPより
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街並みの一部となった高島平のけやき並木
赤塚公園の付近から高島平駅のあたりはすっかりとけやき並木の印象です。
少し古いところに遡り、1945~1950年ごろの国土地理院地図の空中写真を見てみましょう。
想像以上に何もないですね。
折角なので地図を重ねてみます。
上の図と比較していただくと本当に新しい土地なんだなということが分かります。
「いたばしの史跡観光案内[高島平]」でもけやき並木の範囲など確認できます。
さて、駅からの現在の様子です。駅から赤塚公園に向かってとなります。
少し歩いてけやき並木です。
なんとなく当たり前すぎてしまいますが、少し上の世代の方が歴史を作ってきたのだなと感じます。
団地もけやき並木とマッチしています。
天気が良い時はけやき並木と空が無限の広がりを見せます。
さて、普段あまり意識しなかった板橋十景ですが、過去の風景と合わせて見ると色々な思いがありました。