
しむらん通りの「クランプスパレード2019」に行ってみた
志村坂上の志村銀座商店街で実施されているクランプスパレード。
クランプスパレードとして第5回となる今回もしむらん通りで実施されています。
ちょっと前に「板橋区民まつり」でも来ていましたが、また板橋に来るようです。😄
ちなみにクランプスについてはこちらです。
クランプスは、ヨーロッパ中部の伝説のモンスターたちであり、その不気味な存在は、見るからに恐ろしい風格ながらも、実は心優しい聖ニコラウスの付添い人で、悪い子を正す役割を果たすというミッションがあります。異教の悪魔を信じていたヨーロッパの人々は、冬になると自ら悪魔の姿となり鈴や鐘を鳴らしながら悪魔を追い払おうとしたことから、亡霊の群を表すクランプスの伝統が生まれました。聖ニコラウスが訪れる12月6日頃は、亡霊にまつわる行事が最も集中する時期です。そのため、いつのまにか亡霊が聖人の付添い人として考えられるようになりました。ドイツの古い伝承では、サンタは双子の設定で、一人が良い子にプレゼントを配り、もう一人は黒と茶色の衣装を着て、悪い子におしおきしてまわると言われています。そのクランプスは、オーストリア中東部、ドイツ東南部のバイエルン州、ハンガリー、ルーマニア北部のトランシルヴァニア地方において、クリスマス・シーズンの間に、聖ニコラウスに同行する行事として、国民誰からも親しまれ、白銀のモンスターとして愛されています。
「みんなの幸せを願って!」「怖いけど福が来る怖福!」というキーワードの今回のクランプスパレード。
福が来るというわりには子供も本気で泣き出すレベルの怖さです。
秋田のなまはげの起源はクランプスという説もあるようです。
秋田のなまはげの起源はクランプス?
ご存知、秋田県男鹿半島のなまはげとクランプスは出で立ちも目的も似ていると言われていますが、なまはげが生まれるずっと昔に遡りクランプスがヨーロッパに存在していたことから西洋の仮面をつけた祭りや儀式の文化が海を渡って日本にやってきた、つまり、なまはげの起源はヨーロッパのクランプスなのではという言われもあります。世界各国にある祭りを調べると、多くの共通点やまた相違点などもあり、興味深い歴史にふれてみるのもクランプスの楽しみ方の一つと言えます。
ちょっとホンマかいなというところでもありますがどちらのお祭りもガチ怖いです。
パレード中に子供が本気で泣いている「クランプスパレード」
クランプスパレードといえばそのパレードの怖さで知られているます。
名前が覚えにくいので「あの怖いパレード?」みたいな覚えられ方をしています。
パレード中に沿道でガチ泣きしている子供が続出なのですが、大人が見ても怖いです。
年々、悪ノリがましているような。。。
子供と行きましたが大泣きです。若干トラウマになりつつあるレベルではあります。
そんなパレードの様子ですが写真だけではなかなか分かりにくい部分は動画で。
動きがかなり怖いです。
練り歩いている感が満載です。
何気に女性もいたりで。
そんなパレードの様子はこちら。
先頭は「聖ニコラウス」」が歩いています。
パレードが始まると先頭の方から怖くて。
近くにいた子供達はこの辺りで逃げて行きした。いや、本気で怖いですし。
仲良く写真に写ってくれています。
実際かなりリアルで異様な雰囲気ではあります。
よく見ると小道具なんかもかなり精巧なんですよね。
朝起きて家の前にこれが置いてあったらパニックです。
毛むくじゃら感などもかなり凄いです。
子供の鳴き声が響いています。
カメラを向けるとポーズを取ってくれる方もいます。
写真撮影は色んなところで行われていましたし、子供と一緒にも写ってくれているようでした。
そんなパレード以外にも物販や食べ物は飲み物の販売のブースもあります。
ビールなどもドイツやオーストリアのものが4種類ほどありました。
こちらで来るのも楽しいですね。
そして寒いのでホットワインやホットチョコレートなども。
あったかくて美味しいです。
ファイナルパレードは16:20 – 17:00までやっていましたが、日が落ちるのも早いので最後の方は暗くなっていてさぞ怖いことでしょう。
子供と行くには若干注意が必要なイベントでした。😄