
古代・江戸時代・戦時中の歴史を知ることができる板橋区立「郷土資料館」
板橋区立郷土資料館は赤羽溜池公園の一角にあります。
1972年に開設し、1990年に全面開設され常設展示資料室も3つに分かれ区の歴史についての様々な資料があります。
地図ではこちら。
ストリートビューではこちら。
公園側が入り口なのでストリートビューでは裏側になりました。
古代・江戸時代・戦時中の歴史を知ることができる郷土資料館
郷土資料館の常設コーナーは3つに分かれていますが、「生きる」と「暮らす」と「戦う」のテーマに分かれています。
「生きる」では旧石器時代から平安時代までの、地中に埋もれた板橋の歴史を展示してあります。
「暮らす」では中世の板橋区域の歴史を展示してあります。
「戦う」では明治から太平洋戦争の歴史を展示してあります。
また、板橋の名前の由来なども詳しく記載がありました。
軍記「延慶本平家物語」には、治承4年(1180年)に挙兵した源頼朝が武蔵国豊島の滝野川の「板橋」に布陣したと記されています。ここに地名としての「板橋」が初めて登場し、少なくとも鎌倉時代には「板橋」の地名があったことがわかります。しかし、地名発祥の由来については、はっきりした史料はありませんが、石神井川にかけられた木の橋を「板の橋」と呼んでいたのが語源とされています。また、『市町村名語源辞典』によると、「板橋」の「イタ」は崖や河岸、「ハシ」は台地や崖の端のことを意味し、崖の端にあった土地を「イタバシ」と呼んでいたと考えられます。そして、明治以降の町名として採用され、昭和7年(1932)に区誕生のとき区名となりました。
板橋区立 郷土資料館HPより
解説はとても詳しいですね。
さて、郷土資料館には赤羽溜池公園から入ることができます。
公園からのエントランスです。
中では以下のような展示をしています。
実習生Sのつぶやき
人生で初めて展示ケース内に入り、展示の作業を行いました。普段自分が見ているだけでは分からなかった見やすさなどに気をつけて展示を行いました。是非「郷土資料館、50年の展示」を見にお越しいただければと思います。 pic.twitter.com/kowjLMfDnp
— 板橋区立郷土資料館 (@ita_kyoudo_m) July 24, 2019
中の展示はとても広く綺麗です。
はじめまして。 #はじめてのツイート #板橋区立郷土資料館
東京都板橋区赤塚の地にて、板橋の歴史、民俗、文化等の情報を発信してます。常設展示の他、特別展や企画展など年間を通じ、多様な展示やイベントを開催してます。魅力ある板橋をお伝えしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 pic.twitter.com/bQZfsjjo6A— 板橋区立郷土資料館 (@ita_kyoudo_m) March 8, 2018
また、裏庭には江戸時代の徳丸地区の農家を復元した母屋・納屋などがあります。
寄贈されたものなんですね。
中には様々な資料があります。
つるべ井戸なども。
江戸時代から続く生活を感じることができます。
石灯篭と馬頭観音もあります。
説明はこちら。
資料館の中はとても興味深い資料ばかりでした。
地域の歴史に興味のある方は何度でも通いたくなるスポットです。