
江戸時代から歴史ある縁切りで有名なスポット「縁切り榎」
板橋区「板橋本町駅」から徒歩で数分、「縁切り榎」というとても不吉な名前のスポットがあります。
この榎の下を婚礼の行列が通ると必ず不縁になるという言い伝えがあり、嫁入りの際にはここを避けて通ったという言い伝えがあります。
江戸時代にも婚礼の際にこちらを避けて通ったと言われているので歴史はとても古いです。
男女の悪縁だけでなく断酒を願う時などに訪れる人が多いようです。
場所はこちら。
ストリートビューではこちらです。
江戸時代から歴史ある縁切りスポット「縁切り榎」
旧中山道沿いにあるこちらの場所。
とても歴史ある場所ですが、一説によると榎と槻(ツキ)が双生していたので、エンツキ(縁尽き)という俗信が生まれたとも言われています。
徳川家の10代将軍家治に嫁いた五十宮や12代将軍家慶に嫁いた楽宮の行列はここを避けて、根付道を通って江戸入りしたと言われています。
歴史が深すぎます。
「日本三大縁切稲荷」に数えられることもあるようで、不吉さもここまで突き抜けると凄いです。
さて、こちら旧中山道沿いに比較的狭い場所にあります。
現在は縁切り榎がは三代目ということで、初代は明治の大火事で焼けてしまい、二代目は昭和40年代に切り落とされたようで、元々は旧中山道の反対側にあったようですが地元の人の手でこちらに移されたようです。
入り口にはこんな説明書きも。
「現在も板橋宿の名所として親しまれています。」とありますが、嫌な親しまれ方のような気が。。。
大きな石碑も。
こちらも石碑です。
まずこちらで参拝します。
左の方にも写っていますが大量の絵馬!!
皆さん切りたい悪縁がたくさんあるのですね。
先代の榎もありました。
絵馬販売もしています。
さて、こちらの「縁切り榎」ですがなんとおみくじや占いの「ガチャ」があります。
見事なまでに「ガチャ」です。
こちら参拝している方もかなり多く、本当に有名なスポットなんだなと感じました。
現在に多いストレスなどの「悪縁」から切れるようにお願いしてみましたが、効果はあるのでしょうか?